地区の紹介

統計

面積
9.39㎢(丸森町の面積の約3%)
人口
897人(丸森町の人口の約7%)
世帯
334世帯

※人口は令和3年10月末のデータです。

地理

小斎地区は、丸森町の中心部から北東に位置する。地区の西部には阿武隈川が流れ、中央部には平坦で美しい田園地帯が広がる。粘土質の水田で栽培・収穫されるお米は食味が良く、町内外から好評を得ている。
交通面では「県道丸森柴田線」が地区内の南北を走り、丸森町の中心部や近隣市町へのアクセスも良いほか、近年では常磐自動車道の「山元IC」、「山元南スマートIC」が隣町の山元町に設置されたことから、仙台市や福島県へのアクセスも大いに向上している。

歴史

源氏による安倍氏・奥州藤原氏の討伐などに関する伝説が町内各地区に残っているが、小斎地区では「源太郎館」があったと伝わるほかは、関連する史跡や言い伝えは、ほとんど残ってない。
戦国時代になると、小斎は伊達家と相馬家の勢力争いの地となる。伊具郡を攻略するため、仙台藩祖 伊達政宗が、父・輝宗に従って小斎の「矢ノ目館」に布陣したことから、小斎は「伊達政宗 初陣の地」と伝えられている。この戦いの功績により、佐藤為信は伊達家より小斎の地を与えられ、以降佐藤家が明治維新まで代々治めた。小斎に住む人々のほとんどが武士の身分ではあったが、ふだんは農業を主として生活していた。
そういった暮らしのなかで、武芸鍛錬・五穀豊穣を祈願する伝統行事「奉射祭」(やぶさめ)が寛永20年(1643)に始められた。 また、小斎では天保~明治・大正期にかけて和算学が隆盛したことから「数理の里」とも呼ばれた。

小斎地区の年間イベント

  • 01
    新年祝賀会
  • 02
  • 03
    奉射祭(丸森町指定無形民俗文化財)
  • 04
    小斎一斉美化運動①
  • 05
    小斎大運動会
  • 06
  • 07
  • 08
    小斎盆踊り大会
    物見櫓ライトアップ(約1ヶ月間)
  • 09
    小斎地区敬老会
  • 10
    球技大会
    小斎一斉美化運動②
  • 11
    みんなの作品展(文化祭)
  • 12
    物見櫓イルミネーション(1月上旬まで)